ノートパソコンの電源ケーブルを短くして、軽量化を図るためのアイデアをお伝えします。
説明のポイント
- 電源ケーブルのAC側が太いうえに重くてジャマなので、短くしたい
- 500円程度で40gの軽量化に成功
ノートパソコンの電源を軽量化したい
ノートPCを使っていても、長時間の打ち合わせや出張では、バッテリー切れの不安から電源アダプターを持ち運びすることもあるでしょう。
モバイル目的のノートPCは、軽量化がひとつのブームになっていますが、電源アダプターもセットにして軽量化を語っているものは、筆者はあまり見たことがありません。
Amazonを検索すると、DARTのように85gの超軽量をうたう電源アダプターもあるのですが、なんといっても高価なうえに、断線しやすいという評価が多いのも気になります。
高いものを買って紹介する記事も有用ですが、アイデア勝負でコスパのよい方法を探してみることにします。
電源ケーブルを軽くしてみる
筆者のノートパソコンは、富士通「LIFEBOOK WU2/C3」です。13.3型では世界最軽量の698gに魅力を感じ、購入しました。めちゃ軽くておすすめです。
さて、ノートパソコンが最軽量なら、その電源アダプターも最軽量かというと、そうは問屋が卸しません(笑)
電源アダプターとケーブルの重さを量ってみると……「209g」です。
この電源でも軽いほうでしょうけれど、実際のところ、筆者の持っている別のノートパソコン(ASUS製)の電源のほうが軽かったりします。
電源ケーブルをよく見てみると、AC側のケーブルが結構太くて重いというのが気になります。これをなんとかしたい。
で、これを軽量化するためのアイテムが、電源変換プラグです。
Amazonで500円ちょい程度なので、悩む値段ではありません。購入時は「メガネ2P」を選ぶように気をつけましょう。
購入してみると、本当にこれだけ。太いケーブルの先端だけ、という感じです。
装着してみました。アダプターから足が生えたみたいで、微妙に違和感がありますが問題なく使えます。
重さを量ってみると「168g」。先ほどの209gに比較して、41gのダイエットに成功しました。
41g軽くなったこともポイントですが、太いケーブルが不要になったことで、省スペースとなるのもポイントです。収納ケースにしまうのが楽になります。
ただし微妙なデメリットもあって、コンセントが空中に浮いているタイプだと、体操選手のような垂直ぶりで、不安定な感じもあります。
まあ、こうならないようにするために、さきほどの太いケーブルがあったわけで、これはやむをえないでしょう。
このアダプターは比較的軽量なので、短い期間であれば問題はないでしょう。
アダプターが重いタイプの場合は、コンセントやアダプターに負担がかかることから、短めのケーブルがついているタイプのほうがいいかもしれません。
まとめ
別売りのメガネ2Pプラグを利用して、電源ケーブルを短くすることで、ノートパソコンの軽量化を図ってみました。
この結果、約40gの軽量化に成功しました。
やはり純正の電源アダプターが使えるという安心感がありますので、500円程度で軽量化できるなら安いものです。
これ以外の方法としては、このノートパソコンではUSB3.1からの給電も可能です。
ただし、給電対応のUSBケーブルは意外に太くて重いのが気になっており、今の168gから見ると、思ったほどの軽量化にはならない可能性もありそうです。
もし試してみたらご紹介します。