税務大学校の公開講座が始まっています(令和7年度)

お知らせ系の記事です。毎年恒例、税務大学校の公開講座が2025年11月7日から始まっています。講座は動画配信形式で誰でも見ることができます。11月28日までの期間限定なので、お早めの視聴をおすすめします。

https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/kokai/index.htm

今年度の内容は

今年度の講座は4つです。前年度は6つの講座があったので、今回はコンパクトになっています。

実務系としては、

・岩﨑政明教授「フリーランスによるネットビジネスをめぐる所得課税上の留意点」
・中澤直人教授「国外における夫婦間の多様な財産保有形態に対する相続税法上の取扱い」

の講座があります。

このほか、教養系としては地租改正や酒税法の話もあり、一般の方で税金に興味のある方でも視聴してためになる内容のように思います。

なお、税理士による公開講座の受講は、日税連の研修時間として認められています。税理士であれば、リアルタイムの視聴がベストでしょう。ブログ筆者はすべて受講するつもりです。

税大ジャーナルでもあとで読めるが……

講演録は後日、税大ジャーナルで掲載されるものもありますが、掲載までは時間がかかりますし、リアルタイムで視聴したほうが説明もわかりやすいです。

なお、国税庁ホームページの税大ジャーナルでは、次回収録予定の内容も掲載されていますが、こちらには今年逝去された酒井克彦教授の講演録が掲載されています。

酒井先生の講座は令和6年度は行われなかったため、公開講座としては令和5年度が最後の講演になります。講演録を読むと、先生のあの迫力ある講演を思い起こします。

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