台湾スイーツ「MeetFresh鮮芋仙」の赤羽本店が2017年3月にオープンしたのに続いて、2店号店の「赤羽BIVIO店」も5月にオープンしました。
さっそく食べてきましたので、レポートしておきます。
鮮芋仙とは?
「鮮芋仙」(読みは”シェンユイシェン”)は、台湾発祥の台湾スイーツのお店です。公式サイトによれば、台湾中部の台中から始まったもので、伝統的な芋のデザートが人気ということです。
「鮮芋仙」は、台北市内でも店舗を見かけます。世界中での店舗数は、アジアを中心に500店舗あるとのこと。そのうち中国大陸の店舗数が450店舗とのことですから、華人経済のスケールの大きさを感じます。
さて、その「鮮芋仙」の日本1号店が、2017年3月に赤羽東口にオープンしたのに続き、2号店も同年5月に赤羽西口のショッピングセンター「BIVIO(ビビオ)」1階にオープンしました。(→店舗情報)
▲JR赤羽駅西口から徒歩1分。1階のSUBWAYの隣にオープンしました。
日本1号店が赤羽?
台湾スイーツというと、都内のおしゃれエリアでの開店が多い印象です。例えば、「マンゴーチャチャ(芒果恰恰)」が原宿だったり、パイナップルケーキの「サニーヒルズ(微熱山丘)」が南青山だったりします。
ところが「鮮芋仙」は、1号店が赤羽で、2号店も赤羽。どういう理由で赤羽になったのかが気になります。この地域の周辺は中華圏出身者も多く住んでおり、賃料は都心に比べて安いので、よいチョイスだと思います。
庶民的なスタイルであれば、東京の下町エリアのほうが似合いますね。
食べてみましたよ!
「鮮芋仙」のメニュー表を見ると、本場台湾とあまり変わらない印象です。
タロイモや、さつまいもを団子にした「芋園(いもえん)」、中華圏で人気のハーブゼリーである「仙草(せんそう)」、豆腐に甘い蜜をかけた「豆花(とうふぁ)」が人気です。
赤羽BIVIO店の限定メニューとして、パフェやソフトクリームもあります。
(詳しいメニューは、公式ホームページを参照のこと)
芋園4号のLサイズを頼んでみた
芋園4号のLサイズを頼んでみました。結構ビッグサイズです。器の直径が20cm(!)くらいあって、かなり驚きます。
大きなタロイモがどかっと乗っていて、食べごたえがあります。ちなみに、タロイモとは、日本でいう「里芋」のことです。(タロイモの参考:【PDF】東京農大の博物館の展示案内)
甘い蜜のタピオカと、かき氷も美味しいです。しつこい感じの甘さはなく、食べやすいです。画像はかき氷ですが、季節によっては、HOT(温)を選択できるメニューもあるようです。
芋からつくった、もちもちのお団子も食感がいいですね。台湾では、もちもちの食感を「QQ(キューキュー)」というらしいです。これはQQです!
筆者は男性ですが、Lサイズを頼むと、芋とお団子で、かなりお腹いっぱいになりました。これでLサイズは800円(税抜)ということですが、デザート代わりなら、Mサイズ(500円)のほうがいいかもしれません。
お店の雰囲気も、いまどきのおしゃれ台湾カフェという感じで、居心地がいいですね。
まとめ
赤羽に2店舗オープンしている台湾スイーツ「MeetFresh鮮芋仙」を紹介しました。
台湾や中華圏のスイーツである、芋園、仙草、豆花が楽しめます。従来のマンゴープリンにとどまらない、本格的な台湾スイーツブームが到来していることを感じさせるお店です。
本場台湾でも、良心的なお店として人気があるようです。台湾ファンとしては、日本に定着してほしいなーと心から希望します。
公式サイト:MeetFresh鮮芋仙
ちなみに、同じ建物(BIVIO)の地下1階には、台南名物の担仔麺(タンツーメン)が食べられるお店もあります。赤羽で台湾気分を満喫できますよ!