ネット専業銀行の住信SBIネット銀行が、国税と地方税のダイレクト納付に対応しました。2024年10月1日からとのことです。
プレスリリース
詳細は、住信SBIネット銀行のプレスリリースで確認できます。
住信SBIネット銀行、Pay-easy(ペイジー)ダイレクト方式・国庫金の取扱いを開始(2024年10月1日)
ペイジーは2024年4月に対応済みでしたが、これまで国税のペイジーには未対応でした(参考)。今回のダイレクト納付対応にあわせて、国税もペイジーに対応したとのことです。
国税のダイレクト納付の対応金融機関を見ると、住信SBIネット銀行が追加されていました。地方税では「D」(ダイレクト納付)が追加されています。
ダイレクト納付に対応のネット銀行はこれで2行目
ネット専業銀行で国税・地方税のダイレクト納付に対応したのは、GMOあおぞらネット銀行に続いて、これで2行目です。
主要なネット専業銀行で、ダイレクト納付に対応していないのは、PayPay銀行と楽天銀行です。以前はこれら2行がサービスで先行している印象でしたが、現在はビジネス分野を強化したい後発のネット専業銀行のほうが、サービスの拡大に意欲的です。
なお、税理士がこのような情報を気にしているのは、とくに新規開業の方に情報提供する必要があるためです。金融機関については、その時点で利便性が高いものを優先しておすすめすることになります。
他のネット専業銀行におかれましても、サービスの拡張に努めていただくようにお願いします。