少し前の「税のしるべ」を読んで気づきましたが、e-Taxの「ID・パスワード方式」は令和9年分から利用不可になるようです。
税のしるべの見出しにリンクを貼っておきます。
参照:ID・パスワード方式が終了へ、9年分確定申告から利用不可の予定(税のしるべ、2026年10月19日)
※「令和9年分」であり、「令和9年」ではありません。
新規発行はすでに停止していた
以前のブログで書いたことがありましたが、ID・パスワード方式の新規発行は2025年10月に停止されていました。
また、国税庁の発表(2026年5月)によると、令和7年分の申告においては、申告人員2,353万人のうち、自宅等からのID・パスワード方式の利用者は116万人(前年比29万人減)でした。自宅等における利用割合としては5%程度です。
会場利用の件数もこのほかにありますが、スマホ申告への誘導もあるのか、利用者は大幅に減っているようです。
令和9年分から利用停止
スケジュールとしては、令和9年分からID・パスワード方式は利用停止になるとのことです。
この記事の執筆時点は2026年11月ですが、次回の「2027年(令和9年)3月申告期限」の確定申告では「令和8年分」の申告書を提出します。
つまり、この記事の執筆時点(2026年11月)から見て、次回の確定申告(2027年3月申告期限)で提出する令和8年分が、ID・パスワード方式を利用する最後の機会です。
その後、期限後申告においてはどこまで同方式を利用できるのかは不明です。
相談会場で発行されたIDも多いと思われますが、今後はマイナンバーカードを利用するように誘導していくことになるのでしょう。
情報はどこにあった?
この情報、私は「税のしるべ」を読んで知ったのですが、国税庁のe-Taxホームページを見ても、お知らせにはとくに出ていなかったように思います。(私が見落としただけかもしれませんが)
「税のしるべ」の記事によると、2026年7月21日に閣議決定された「デジタル社会の実現に向けた重点計画」において
・・・なお、マイナンバーカード・マイナポータルを用いた e-Tax の推進を図るため、マイナンバーカードが普及するまでの暫定的な措置である「ID・パスワードによる申告」は、令和8年分確定申告期における納税者への周知の後、令和9年の早期に終了することとする。
という記述があるとのことで、これに対応していると思われます。
e-Taxホームページを調べてみると、e-Taxの「ID・パスワード方式について」というページでは
※ ID・パスワード方式は、令和9年分確定申告からは利用できなくなる予定です。
という案内が見られました。
この情報が追加された時点を追ってみると、WARPの記録では、2026年7月~8月あたりに追加されたようです。
時期的には「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が閣議決定された時点に近いようです。
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