ブログを書いて9ヶ月。外国人の方に私のブログを見せたところ、いただいたコメントが意外だったので紹介します。
日本人のブログは文字ばっかり?
デザイナーの外国人の方に言わせると、「日本のブログって、どれもこれも文字ばっかりなのはなぜ?」というご意見でした。
ちなみにその方は、日本語の漫画も読めるので、日本のブログを見てもある程度の意味はつかめます。
確かに指摘されてみると、私の中では、ブログは文字数が多くて当たり前・・・・・・という印象でした。
一方、下の図は外国のサイトの例です。文字数は極力少なく、画像を重視したデザイン構成です。
ブログの用途は、文字がメインになっているから?
ブログの用途は、日記が多いという話を聞きます。写真をたくさん載せる用途も考えられますが、その場合は、ブログよりも別のメディア(facebook、TwitterやInstagram)を利用するなど、使い分けがあるようにも思います。
また、ブログをたくさんの人に見てもらいたい場合は、検索で引っかかることが必要。このため、「SEO的に文字数はたくさん書きましょう!」と推奨する人も多くいます。ビジュアル面は、まったく重視していないことがわかります。
ただし、人気ブロガーのなかには、写真を羅列する方もいます。ジャンルによって違いはあるかもしれません。
デザイン的なものか?
当ブログでは最近、ブログのテーマを日本製の「Simplicitiy2」に変更しました。日本人の方がつくったテーマなので、日本風の印象が出るのは当然です。
「Simplicity2」は、シンプルなデザインのテーマです。それでも、そのテーマを使う人が文字を多用すれば、やはり日本風の「空間に詰め込まれた文字がたくさん」なブログになるのでしょう。
さらに、当ブログは税務をメインとしていて、解説記事も多いです。説明のためには、画面のキャプチャも多く引用しますが、それでもやはり文字が多くなります。
そもそも日本人が「文字」好きなのか?
文化の違いがあるかもしれない、とも考えられます。日本人の傾向として
- 文字が羅列されているデザインに嫌悪感を覚えない
- 情報として写真や絵だけでなく、文字を好む
- すき間がたくさんあるデザインよりも、ぎっしり詰め込まれた情報量を好む
という傾向があるのかもしれません。
例えば漫画では、文字のデザインで音を表現するなど見てもわかるとおり、文字に対する親しみが強い文化ともいえます。
また、ひらがな・カタカナ・漢字・アラビア数字・アルファベット・顔文字(絵文字)など、あらゆる文字を駆使する日本人は、当然に文字好きということも考えられます。
(※比較文化論の文献を調べていないので推測です)
まとめ
ネットでも調べてみると、スウェーデン出身の漫画家であるオーサさんが、
日本では情報がスウェーデンに比べたらとても多いといつも思っている
(日本は情報が多いからこそ困る|北欧女子オーサ オフィシャルブログ「北欧女子が見つけた日本の不思議」Powered by Ameba)
という指摘をされていました。ブログにとどまらず、日本全体でこういう傾向があるのでしょうか?
私は日本で商売をしている日本人で、これは日本向けに書いているブログですので、そこまで過度に気にする必要はないと考えています。
ただ、「ブログが文字ばかりで見るのが疲れる」という印象を与えないように、今後のブログづくりを気をつけようと感じました。