【小規模事務所向け】ゲスト用のWi-Fiを設置する方法

事務所内にゲスト(来客者)向けのWi-Fiを設置した件について、レポートします。

説明のポイント

  • ゲストポート付きのルーターを購入する
  • Wi-Fi環境の設定と、運用方法の紹介
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来客用にWi-Fiを設置したい

かなり以前の話ですが、このブログで、来客者向けのWi-Fi(無線LAN)の設置について検討したことがありました。

来客向けに、Wi-Fiスポットサービスの導入が可能であるか検討した記録です。ネットを検索したところ、...

その検討については、外部サービスの利用を検討したものの、不特定多数の来客に向けた「フリースポット」的なものが多い結果でした。

当事務所は小規模な会計事務所なので、「フリースポットみたいなのは不向きかな?」という判断により、導入を断念していました。

また、外部サービスを利用するよりも、単に「ゲストポート付きのルーター」を設置すればよい、ということに気づきました。

その後、ゲストポート付きのルーターについて、導入レポートを書かないままにしていたのですが、ようやくレポートを書くことにしました。

この記事は、小規模な事務所で、来客も知っている方だけという条件を前提とした、ゲスト向けWi-Fiの導入レポートです。事務所の規模や客層により、運用方法は異なります。

ゲストポート付きのルーターを設置する

ゲスト向けにWi-Fiを提供するのは、そんなに難しいことではありません。

ゲストポート付きのルーターを購入して設置すれば、対応は完了します。ここでは、その設置するまでの流れを細かく紹介します。

ゲストポートとは?

メーカーから発売されているルーターの機能は、年々進化しており、ゲストポート付きのルーターも多数発売されています。

「ゲストポート」とは、その名前のとおり、ゲスト(来客)向けにWi-Fiを通じてネットワークを提供するものです。

自社で使っているネットワークをそのままゲストにそのまま提供することは、セキュリティ上の問題があります。このため、通常のネットワークから切り離された、制限つきの「ゲストポート」を提供するわけです。

ゲストポート付きのルーターを調べるには?

ゲストポート機能のあるルーターを調べるには、価格.comが便利です。価格.comでゲストポート付き無線LANルーターを調べてみましょう。

価格.comの製品比較で、スペックや価格を確認したら、念のため、メーカーのページでも詳細を確認することをおすすめします。

ちなみに各ルーターの値段の差は、機能の違いによるものです。ルーターから発する電波の本数(安定性)や通信スピードの最高値などに機能の差が見られます。

価格コムのルーターでゲストポート付きをしぼりこむ

ゲストポートの具体的な機能

ゲストポートを利用すると、なんで安全なのでしょうか?

例えば、よく売れているNEC「Aterm WG1200HP2」のセキュリティ設定の紹介を見てみると、「マルチSSID」「ネットワーク分離機能」が装備されています。

Aterm WG1200HP2のセキュリティ

社内では、通常のプライマリSSIDを利用します。そして、セカンダリSSIDはゲスト用に提供することで、両者を別々のネットワークとして分離できます。

来客にセカンダリSSIDを提供しても、プライマリSSIDのネットワークにはアクセスできないようになっています。

 

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さらに、「ネットワーク分離機能」を利用することで、セカンダリSSIDに接続している機器同士でも、接続をシャットアウトすることができます。

これらの機能により、来客に「インターネットだけのゲスト用Wi-Fi」を安全に提供することができます。

当事務所のゲスト用Wi-Fiの運用方法

当事務所では、よく知っているお客様だけにWi-Fiを提供しています。不特定多数の来客に向けて無線LANを開放しているわけではありません。

このため、これらの「マルチSSID」と「ネットワーク分離機能」によるアクセス制限で、セキュリティ対策は充分であると判断しています。

以下はご参考として、当事務所のセキュリティ対策をお知らせします。

1.ゲストが来たときだけルーターの電源をオンにする

まず、事務所で普段利用しているルーターとは別の「ゲスト用ルーター」を新規導入し、来客があったときだけ、そのルーターの電源を入れています。

図で表すと、次のような環境です。

ゲスト対応のネットワーク

日常的に電波を出さないことにより、Wi-Fiの安全性を高めています。

2.電波もれを防ぐために送信出力を下げる

また、Wi-Fiのセキュリティ対策は、なるべく不要な電波を出さないことも重要です。

このため、ゲスト用の電波は5.0GHz帯(IEEE802.11ac/n/a)の無線だけを利用しています。2.4GHz帯(IEEE802.11b/g/n)の電波は、障害物を超えて電波が飛びやすいのが特徴です。このため、5.0GHz帯だけを利用しています。

古いノートパソコンを使っているゲストの場合は、5.0GHz帯(IEEE802.11ac/n/a)に未対応という可能性もありますが、いまのところ支障はありません。

また、電波の送信出力は、不自由のないレベルに抑えており、電波が事務所の外にもれないようにしています。

ルーターの初期設定を確認すると、電波の送信出力のレベルは「100%」になっています。

しかし、小規模な環境であれば、障害物を超えるような電波を飛ばす必要はほとんどありません。利用環境に応じて、強弱を調整すればよいでしょう。

WIFIの電波出力

3.どんなルーターを買ったのか?

ルーターはゲストポートがついていれば、どれを買っても問題はないでしょう。常時接続を目的としたものではないからです。

当事務所は「見栄を張らない」ことをポリシーとしていますので、一般的なもので充分と考えています。

なお、当事務所で購入したのは、NEC製の無線ルーター「Aterm WG1200HP」。リーズナブルで機能もきちんとしています。

pa-wg1200hpの箱

最近のルーターは小型化が進んでいます。ほとんど手のひらサイズです。

pa-wg1200hpの大きさ

まとめ

小規模な事務所で、ゲスト用のWi-Fiを提供する方法を説明しました。

ゲストポート付きのルーターを購入すればいいだけなので、まったく難しいこともありません。

現在発売されているルーターの多くは、ネットワーク分離機能を備えており、ゲストが社内のネットワークにアクセスすることを防ぐ機能を備えています。