会計freee、クレカ未確定明細のデータ取得に順次対応へ

クラウド会計freeeの弱点の一つとされていた、クレジットカードの利用明細のデータ取得。この点について、カードの種類ごとに順次対応が始まるようですので、注目情報として紹介します。

説明のポイント

  • 会計freeeは、クレカの利用明細が未確定の段階では、データを取得できなかった
  • 2018年5月にfreeeカード、11月にライフカードが未確定段階での取得に対応
  • 実務に影響を与えるので、改善の動向に注目
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会計freeeの弱点は、未確定段階のクレカデータが取得できないこと

会計freeeのもっとも惜しい点は、クレジットカードを利用した場合の明細のデータを取得する場合、カード会社側で明細が確定しないと取得できないという点でした。

例えば、締め日が月末のクレジットカードを利用している場合、その月の上旬のクレカ利用であっても、その明細が会計側に取り込まれるのは翌月の中旬以降になり、タイムラグが生じます。

この点の改善要望は、多数のユーザーから寄せられていると考えられ、「会計freeeにお寄せいただいたフィードバックと開発状況」においても、その要望リストの上位に掲載されています。

当ブログの記事でも、ライバル会計ソフトの「MFクラウド会計(マネーフォワードクラウド会計)」との性能比較において、この点が不利になっていることを指摘しています。(もう1年半前の記事ですが)

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未確定明細の取得に順次対応が始まった

そんな会計freeeですが、ようやくその弱点への手当てが始まっています。

 

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2018年5月には、お膝元の「freeeカード」で未確定明細の取得ができるようになり、11月にライフカードでの対応が始まったことがわかりました。

引用同期の新しい仕組みについて(freeeヘルプセンター)

筆者の認識では「まだ、freeeカードしかできないんでしょ?」くらいに思っていたのですが、11月15日掲載のfreeeブログに、開発状況についてさらっと触れた記載があったため、少し気になっていました。

そして、筆者がこまめに確認していたところでは、ライフカードの対応も11月12日から開始されていたことに気づきました。

この点について公式発表らしきものはなかったのですが、いよいよ一般のカードでも未確定明細の取得が始まったということで、freeeユーザーとしては要注目の動きといえるでしょう。

ライフカード以外の対応状況については明らかにされていませんが、対応が始まれば実務に与える影響も大きいです。

筆者の認識では、次のページに最新情報が掲載されているようです。ここを定期的にチェックしておいたほうがいいでしょう。

参照同期の新しい仕組みについて(freeeヘルプセンター)

新機能で得られる効果

freeeのヘルプによれば、クレジットカードのデータ取得が新機能となることで、次の改善が実施されるようです。

  • 未確定明細の取得ができる
  • 明細の変化を追跡し、変更を承認・棄却できる
  • 今まで区別できなかった親子カード(家族カード)の利用明細が区別できる

まとめ

会計freeeのもっとも惜しい点である、クレジットカードの利用明細取得について、ついに一般のカードでも未確定明細の取得が始まった点をお伝えしました。

2018年11月現在は、freeeカードとライフカードのみ対応となっていますが、今後も順次対応予定ということで、改善の動向に要注目といえるでしょう。

余談ですが、freeeのヘルプを見ると、「クレジットカード会社での仕組みがリニューアルされ、利用内容が未確定である明細の取得が可能となりました」という、なんとなく微妙なニュアンスの表記になっています。

ということは、この新機能の推進はfreee側だけの話だけではなく、クレジットカード会社側での対応も必要ということでしょう。改善へのスピード対応が難しいのも、やむを得ないのかもしれません。