1枚の用紙に貼り付けられた複数の領収書も対応可能!STREAMEDの新機能

balance-865089_1280

入力代行機能を持つクラウド経費精算のSTREAMEDに、新機能が搭載されました。この機能を使えば、1枚の用紙に貼り付けられた複数の領収書を、スキャン後に切り分け編集することができます。

説明のポイント

  • STREAMEDのアップローダーソフトに、画像切り離し機能が実装された(要スキャナー、Windowsのみ対応)
スポンサーリンク

 

A4用紙に複数貼り付けられた領収書の処理

A4用紙に貼り付けられた複数の領収書。領収書をきちんと整理をしているのはいいのですが、最近利用されているクラウド会計などの「領収書読み取り機能」とは、あまり相性のよくないものでした。

streamed14s

▲A4用紙に複数貼ってある領収書のイメージ

なぜなら、クラウド会計などの領収書読み取り機能は、スキャナーに領収書を1枚ずつ読み取らせて、画像をアップロードすることを想定しているためです。

1枚の領収書を1枚の画像として処理するため、もし複数の領収書が含まれた画像をアップしても、画像を受け取ったクラウド会計などの側では処理できません。

このため、複数の領収書が貼ってあるA4用紙を会計ソフトに登録するためには、どの事業者・会計事務所も、

  • 領収書をすべて用紙からはがす
  • スキャン後の画像を加工して、領収書の画像を1枚ごとに切り分ける
  • スマートフォンの撮影機能を使って、1枚ずつ撮影する
  • 根性で手入力

という対応をとっていたものと考えます。

STREAMEDに新機能実装!

株式会社クラビスが提供する「STREAMED」というクラウド経費精算サービスがあります。このクラウドサービスは、入力代行サービスの機能をもっています。

STREAMEDは、スキャナーからの読み取り手段が豊富で、その機能が他社よりも一歩先に進んでいることを、これまでも紹介してきました。

参考領収書の入力はお任せできる。入力代行サービスの比較一覧(2016年3月版) (当サイト、2016年3月18日)

参考帳簿入力の救世主か?仕訳代行サービス「STREAMED」を試す (当サイト、2016年2月15日)

そのSTREAMEDが先日、新機能を実装しました。その新機能とは、用紙に貼り付けられた複数の領収書を、スキャン後に加工して領収書ごとに切り離すことができる、というものです。

この機能を使えば、これまで別の画像加工ソフトを使って、画像を切り離していた作業は不要になります。

参考【STREAMED】アップデートのお知らせ(2016年8月)(クラビス)

実際に機能を試してみる

この説明は、STREAMEDの利用登録がすでに終わっている時点から始めます。登録をしていない場合は、まず利用登録を行ってください。お試し用に無料で開始できます。

サイトクラウド経費精算アプリ「STREAMED(ストリームド)」(クラビス)

登録完了後、「STREAMEDアップローダー」をダウンロードします。このソフトの利用は無料です。PFU製のスキャナー「ScanSnap」を使っている場合と使っていない場合では、ダウンロード先が分かれるので注意してください。

サイト:アップローダーの使い方(ScanSnap利用)

サイト:アップローダーの使い方(ScanSnapを使わない場合)

streamed13

▲ダウンロードの表示から、アップローダーをダウンロードします。なお、対応OSはWindowsのみです。

streamed01

▲アップローダーを起動すると上記の画面が表示されます。「取り込み」を選択します。

streamed02

▲「領収書」を選択。

streamed03

▲「スキャン」を選択。貸方はお好みにあわせます。

streamed04

▲スキャナーをセットして、領収書の貼ってあるA4用紙を読み取ります。

streamed05

▲読み取りの進行中は、左下にゲージが表示されます。

streamed07s

▲読み取りが完了しました。今回はA4用紙1枚の取り込みのため、そのまま「画像を確認する」を選択。

streamed08

▲領収書の読み取りができていました。画像を選択して編集機能に入ります。

streamed09

▲「切り取り」を選択します。

streamed10

▲領収書の切り出しを行い、2枚の領収書に分けることができました。「確定」ボタンを押します。

streamed12

▲1枚のA4から取り込んだ複数の領収書を、2枚の領収書に分けることができました。これで「アップロード」を押せば、クラビスのサーバーに領収書のデータが送信され、仕訳のデータ化が開始されます。

まとめ

株式会社クラビスのクラウド経費サービス「STREAMED」から、新機能を紹介しました。

STREAMEDのサービスは、現状で提供されている入力代行サービスのなかでは、最も優れています。複数の領収書の画像切り離し機能は、会計事務所にとってはありがたいサービスではないでしょうか。

当サイトでは、今後も各社の新しい機能をウオッチしつつ、経理の効率化を追求しています。

サイトクラウド経費精算アプリ「STREAMED(ストリームド)」(クラビス)

スポンサーリンク