Googleフォームに「控え」の送信機能が備わっていた

紙飛行機

「Google フォーム」に、「控え」の送信機能が備わっていたことに気づいたので、メモしておきます。

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Googleフォームとは?

Google フォーム」とは、Googleが提供するネット上のアプリケーションのひとつです。

フォーム形式の記入欄をウェブサイトなどに設置し、そこに記入された内容を収集し、分析することができます。

利用するにはGoogleのアカウントが必要です。

Googleフォームには控えの送信機能がなかった?

以前のGoogleフォームには、送信された内容の「控え」を、記入した人に送信する機能がありませんでした。

このため、Googleフォームを設置した後、別途スクリプトを作成して「控え」の送信機能を各自設置する必要がありました。

ネットを検索すると、そのスクリプトを公開しているページが多数見つかります。(私もお世話になっています。公開している方、ありがとうございます。)

控えの送信の設定

新しくできるようになった、控えを送信する機能の設定方法を説明します。

  1. フォーム設定画面の右上にある「歯車」マークをクリック
  2. 設置画面の「全般」で、「メールアドレスを収集する」をクリック
  3. 「回答のコピーを送信」をクリック

この設定後、フォームを送信した人のメールアドレス宛てに、内容の「控え」が届きます。

設置する場合の注意点ですが、メールアドレスの入力欄が必ずフォームの先頭に来ます。

一般的なフォームの入力順序では、「名前」→「メールアドレス」という形式が多いですので、ちょっと違和感があります。

フォームの記入者には「控え」が届くようになりましたが、フォームの収集側では「控え」をフォームから受け取る機能はありません。「控え」ではありませんが、フォームが送信されたことを収集側に通知する機能はあります。「回答」の設定で「新しい回答についてのメール通知を受け取る」をクリックします。

まとめ

Googleフォームに控えの送信機能が備わっていた件について、お知らせしました。

この控えの送信機能は、最近備わった機能のようです。twitterでは、昨年(2016年)11月に、この機能に言及するツイートがありました。

Googleフォームのヘルプを見ると、回答のコピーの送信機能について解説があります。

参考フォームの回答を表示、管理する(Google-ドキュメント エディタ ヘルプ)のうち、「職場や学校で Google Apps をご利用の場合のその他のオプション」→「回答のコピーを送信する」を参照。

これで返信用スクリプトを設置する必要がなくなり、Googleフォームの利便性が大いに向上しました。

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