e-Tax、平日は24時間で利用可能に! 平成31年1月から拡大

国税庁は、e-Taxの利用可能時間を現在より拡大し、平日は24時間稼働させることを発表しました。平成31年(2019年)1月からの実施になります。

説明のポイント

  • 平成31年(2019年)1月からe-Taxの利用時間が拡大する
  • 平日は24時間、土日も毎月最終で稼働あり
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e-Taxの利用可能時間が拡大!

国税庁は、e-Taxの利用可能時間を拡大する、としています。平成31年(2019年)1月からの実施です。

以下は、現在(2018年)の状況と、拡大後(2019年)の比較です。黄色のマーカーの部分が、拡大される項目です。

現在

  • 月~金 8:30~24:00
  • 土日 5月、8月、11月の最終のみ(年3回)  8:30~24:00
  • 確定申告期間 24時間

拡大後

  • 月~金 24時間
  • 土日 毎月最終のみ(年12回)  8:30~24:00
  • 確定申告期間 24時間

まず、平日は24時間運用になります。

いままでは利用できなかった午前0時~8:30も、e-Taxは常にオープンです。作業が深夜におよんだ場合でも、業務を翌朝に持ち越す必要はありません。

また、土日も、現在は繁忙期である5月・8月・11月の最終土日のみ(年3回)とされていますが、拡大後は毎月の最終土日(年12回)で運用されます。

 

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法人税等の申告にいそしむ企業・会計事務所も、業務スケジュールの組み立てに柔軟さが増します。

引用: 【PDF】e-Tax受付時間の更なる拡大(国税庁)

将来的には365日運用が望まれる

今回の拡大では、土日における運用は、毎月1回ずつの年12回となります。その他の土日は利用できません。

国税庁が365日の運用に難色を示しているのは、費用対効果のためとされています。

日本税理士会連合会の提言では、すべての土日で利用できることを要望していましたが、今回の拡大では実現しませんでした。

ミニビジネスでは、通常の業務が落ち着く土日に、じっくりと経理をする事業主もいらっしゃいます。土日にe-Taxがオープンしていないと、源泉所得税の納付もできませんし、メッセージボックスの閲覧もできません。

e-Taxは、すべての土日で対応することが将来的に望ましいでしょう。

今回の利用時間拡大は、利便性向上につながるため喜ばしいニュースです。

しかし、深夜にe-Taxを稼働させるよりも、毎週土曜日に稼働させるほうがよかった……と思う税務関係者も多いのではないでしょうか。

【補論】年末にe-Tax稼働していない問題

ついでですので、筆者の個人的な意見を述べておきます。

e-Taxは現在、12月29日~31日の運用を休止しています。つまり、「御用納め」と同時にe-Taxが停止するのです。これは、公務員の休日がそのように定められているためと考えられます。

しかし、e-Taxは大規模な人員が必要な窓口ではない、オンラインの受付です。利用者目線で12月31日まで稼働することが望まれます。