国税庁ホームページのリニューアルにともない、相続税の試算コーナーがゆくえ不明になってしまいました。メモ代わりに、どこにあるのかをシェアしておきます。
相続税の試算コーナーが消えた!?
国税庁のホームページが、平成30年3月31日にリニューアルしました。
これにより、ホームページのデザインが変わったり、URLのいっせい見直しが実施されたことで、一般の方々にまで及ぶ混乱を招いたことは、記憶に新しいとおりです。
この点に関連し、相続税が無料で試算できる「相続税の申告要否判定コーナー」も、かつてはトップページにバナーがあったのですが、リニューアル後は見当たらなくなっています。
下の画像は、在りし日の国税庁ホームページです。
試算コーナーはとても便利なので、先日お客様にお伝えしようとしたところ、場所がまったくわからず、数分探してようやく発見しました。
なんだか細かいことですが、筆者と同じことで迷わないようにシェアしておきます。
試算コーナーはここにある
試算コーナーはここに移動しています。図でお示しします。
まず、国税庁ホームページのトップページを表示します。表示後、画面を下にスクロールします。
ホームページの最下部に、大きめのバナーがあります。そのバナーの下に「その他のバナー一覧」というリンクがあるので、そこをクリックします。
「掲載バナー一覧」というページが表示されますので、その中に「相続税の申告要否判定コーナー」がありました。
これ、予備知識なしに探すのって、ものすごい手間がかかります。
「相続税の申告要否判定コーナー」はすぐれもの
ちなみに「相続税の申告要否判定コーナー」ですが、お気軽に相続税の試算をすることができるスグレものです。
このコーナーが便利なことは、以前の記事でおすすめしました。
かつては、税理士しかできなかったような試算が、一般の方でもお気軽にできます。
このコーナーは国税庁が提供しているものですので、もちろん無料で使えます。
試算はブラウザ上で実施できますので、ソフトウェアのインストールは一切不要です。
税理士への相談は、この試算を踏まえたうえで、細かい疑問点を質問しましょう。土地の評価や特例の適用は、慎重な判断が必要です。
まとめ
国税庁ホームページのリニューアルにともなって変更された、「相続税の申告要否判定コーナー」のリンク先をお伝えしました。
トップページに表示されていたバナーは、一括して別ページにまとめられています。
デザイン重視のため、従来のごちゃついたバナーが消えたのは、やむを得ないところです。
しかし、トップページに表示していたほどの重要なものが、リニューアル後に不遇な扱いになっているのは理解できません。表示方法を再考してほしいものです。