freeeの弱点だったクレジットカードの未確定時点での明細取得について、対応が順次進んでいます。2019年5月時点の状況を確認します。
説明のポイント
- これまでfreeeでは、クレジットカードの利用明細は、明細が確定しないと取得できなかった(未確定では取得不可)
- 対応が順次進んでいる。2019年5月までに対応した会社は、AMEX・VIEW・JACCS・NICOS・MUFG・イオン
freeeでクレジットカードの利用明細の取得機能改善が進んでいる
当ブログでは、昨年(2018年)11月に、会計freeeにおいてクレジットカードの利用明細の取得機能が改善される見通しであることをお伝えしていました。
その記事から半年が経過し、順次対応が進んでいます。
とくに2019年4月~5月では、4社が追加対応したため、フォローの記事を書いておくことにしました。
2019年5月までに対応したカード一覧
前回記事の2018年11月において、未確定明細の取得に対応していたカードは、次のとおりでした。
- freeeカードライト(Master) ※現在、ライトのみ
- ライフカード ※現在、法人向けを除く
その後、2019年5月までに機能が改善したカード会社は、次のとおりです。
- アメリカン・エキスプレスカード(2019年1月)
- VIEWカード(2019年1月)
- JACCSカード(2019年4月)
- NICOSカード(2019年4月)
- MUFGカード(2019年4月)
- イオンクレジットサービス(2019年5月)
これらの会社が提供するクレジットカードであれば、未確定明細であっても、取得が可能となっています。
JCBがAPI対応、ただし未確定明細の取得はできない?
この記事を書いている現在ですが、freeeとJCBが業務提携により、APIにてデータを取得するというリリースが出ていることに気づきました。
参照:JCBと「クラウド会計ソフトfreee」を提供するfreeeが 地域でのビジネスキャッシュレス推進に向け業務提携 ~法人分野でのキャッシュレスによる地域経済のIT経営を促進~(2019年5月29日)
連携は、2019年5月31日から開始とのことです。
ただし、公式情報の「同期の新しい仕組みについて」を見ると、「同期方式がAPI連携の場合、未確定明細を取得することができません」と書かれています。
この記載のとおりであれば、JCBは未対応のままとなります。
まとめ
以前にお伝えした、freeeのクレジットカードの明細取得機能の改善について、その後のフォローアップの記事としてお伝えしました。
「freeeはクレカ明細が弱点だよね」という見方もありましたが、このペースでいけば、今年中には、もっと多くのクレカで機能改善が進んでいるのではと期待しています。
freeeのクレカ対応の公式情報は、「同期の新しい仕組みについて」で確認できます。