今回は税務から少し離れて、個人的な雑感を書きます。テーマは、ブラウザによる閲覧やクラウドサービスを利用していると、なんだかポップアップ表示が多くて困惑している、という話です。
趣旨
業務用のクラウドサービスを使っているにも関わらず、けっこうな頻度でポップアップが表示されて、「お知らせ」の確認や「アンケート」などを求めてくるケースが見られます。最近はこの頻度が多くなっているように感じます。
このようなポップアップ表示は、こちらの時間を奪うものであるため、すでに料金を払ったあとの有料サービスでは、できるだけ避けてほしいです。
別ウィンドウ表示ではなく、同じ画面内に……
かなり昔の話ですが、ブラウザで閲覧をしていると、突然に別のウィンドウが開く動作がありました。
このようなポップアップ表示はセキュリティ上の問題もあり、かなり前から「ポップアップ表示を防止する」といった機能がブラウザに組み込まれてきたように思われます。
ところが昨今では、別のウィンドウが開くのではなく、同じウィンドウ内に別の表示が発生して、その表示の確認を強制されるといった状況が増えてきたように思われます。頻度が増えたのは、クッキー受け入れの確認の問題もあるかもしれません。
無料で閲覧しているサイトやサービスであれば、広告の閲覧なども仕方ないとも思うのですが、困惑しているのは、こちらが料金をすでに負担している有料サービスでもそのようなことがあることです。
例えば、筆者が急ぎの案件で内容を確認したいと思っていたのに、「このソフトを他の人にどれぐらいオススメしたいですか?」とか、「○○機能を新規リリースしました!」とか、結構な頻度で表示されるため、そのたびに血圧が上昇します。
ポップアップ表示は注意と時間を奪う
ポップアップ表示を設定しているサービス提供側は、とくに悪気もないのでしょう。しかし、表示を見せられる側としては、そのポップアップを見るごとに、「このポップアップ表示をどうすべきかという注意力」と「その判断にかかる時間」を消費させられます。
とくに「業務時間の削減」をうたっているサービスが、気軽にポップアップ表示を出すのは、もう少し慎重に考えてほしいです。
「重要なお知らせ」だけをポップアップ表示してくれればいいのか
では、「重要なお知らせ」だけをポップアップ表示してくれればいいのかというと、それも難しいところです。
その「重要」が、サービスの提供側にとって「重要」であっても、受け取る側にとってはまったく重要ではない(自分にはなんら影響がない)お知らせも見受けられます。
サービス提供側の責任や義務と、サービス利用側の利用方法や感覚がすべてマッチするわけではないので、こうしたことは起こりうると思います。
誤解のないように書いておくと、すべてのポップアップ表示をやめてほしいということではありません。重要性のとぼしい内容や任意の内容を、気軽にポップアップ表示してくるのは、さすがにやりすぎに感じるということです。
このブログも広告はありますが
じゃあ自分はどうなんだ、このブログにも広告表示はあるだろう、という意見もあるかもしれません。
このブログは広告サービスを利用していますが、画面全体を占領して読者に確認を強制するような広告や、画面の上下から浮き上がってくる表示は、すべて解除しています。
話がとりとめもなくなりましたが、意見としてたいそうなことは書いていません。ポップアップ表示はできるだけ慎重にしてほしいなあ…… というのが一人のユーザーの意見です。