2023年1月4日にリリースされたe-Taxのマイページ機能について、前回の投稿を補足する記事です。
マイページはマイナポータルからの遷移ではなくても利用可能
e-Taxのマイページ機能が2023年1月4日にリリースされました。画面のデザインが微妙に新しい感じになっている印象を受けます。
前回記事では、マイナポータルとe-Taxで連携したのち、マイナポータルからe-Taxに遷移することでマイページが確認できるものとしていました。
この点ですが、2023年1月4日の情報「マイページの提供を始めました」によると、当初明らかにされていた上記の方法以外にも、「受付システム」や「e-Taxソフト(WEB版)」などで、マイナンバーカードを認証をした場合でも、マイページは確認できるとされています。
これは上記の引用画像「アクセス方法2」で紹介されています。
筆者も確認してみたところ、マイナポータルから遷移をしなくても、普通にe-Taxソフト(WEB版)にログインしたあとの画面で、右上に「マイページ」のボタンが表示されていました。
ただし、利用者識別番号と暗証番号でe-Taxソフト(WEB版)にログインした場合では、一部の表示について非表示になる部分がありました。この部分を表示するには、マイナンバーカードで認証してログインする必要あると表示されます。
マイページで確認できる内容
マイページで確認できる内容のうち、特筆すべきものを採りあげておきます。所得税は予定納税額、消費税は届出関係が確認できるので、利便性が高まりました。
還付・納税関係
- 還付先金融機関
- 振替納税利用金融機関
- ダイレクト納付利用金融機関
所得税関係情報
- お知らせ
- 申告の種類(青色・白色)
- 電帳法に基づく届出書(又は承認申請書)の提出状況
- 予定納税額(第1期分・第2期分の合計額)
消費税関係情報
- お知らせ
- 簡易課税制度選択届出書
- 課税事業者選択届出書
- 課税期間特例選択届出書
- 中間納付税額
- 中間納付譲渡割額
まとめ
2023年1月4日リリースのe-Taxのマイページ機能についてお伝えしました。
前回の記事では、マイナポータルからの画面遷移で利用できる機能として紹介しましたが、別にマイナポータルとe-Taxを連携せずとも、マイページは確認できることがわかったので、その補足としての記事でした。