GMOあおぞらネット銀行、国税と社会保険料の口座振替に対応

見出しのとおり、GMOあおぞらネット銀行が国税と社会保険料の口座振替に対応します。2024年4月1日からの予定とのことです。

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GMOあおぞらネット銀行が社会保険料の口座振替に対応

GMOあおぞらネット銀行のプレスリリースが出ていますので、詳細はこちらでご覧ください。

参考待望の国税や社会保険料・国民年金保険料の口座自動振替4/1~ 対応開始(GMOあおぞらネット銀行、2024年3月7日)

注目したいのは、社会保険料の口座振替に対応したことでしょう。日本年金機構のホームページでもお知らせが出ています。

参考GMOあおぞらネット銀行の保険料口座振替の開始(日本年金機構、2024年3月7日)

小規模の法人に朗報

小規模の法人はネット銀行のみを利用しているケースも見受けられます。しかし、社会保険料の口座振替が利用できるのは、店舗系の銀行がほとんどであることから、ペイジーによる納付をしているケースも見受けられました。

今回、GMOあおぞらネット銀行が口座振替に対応したことで、利便性は大きく向上したものといえます。

毎月ペイジーで手作業の納付をしている場合は、口座振替によって事務負担が軽減されることでしょう。

なお、GMOあおぞらネット銀行は、日本政策金融公庫の返済口座指定、国税や地方税のダイレクト納付にも対応済みです。当ブログでも以前に紹介済みです。

インターネット専業銀行のGMOあおぞらネット銀行が、2023年4月からダイレクト納付に対応しています...

今回、社会保険料の口座振替に対応したことで、法人設立初期の口座開設としては「GMOあおぞらネット銀行」1行で足りるものといえます。

社会保険料の口座振替は「ネット銀行初」ではない?

細かい話ですが、GMOあおぞらネット銀行のプレスリリースを読むと、国税や社会保険料の口座振替は「ネット銀行で初めて」とは書かれていません。

この理由の推測ですが、イオン銀行がすでに2018年から対応済みだったため、という可能性があります(参考イオン銀行のお知らせ、2018年9月)。

イオン銀行が厳密に「ネット専業銀行」といえるかは微妙な点もありますが、新業態の区分といえます。

日本年金機構の区分では、イオン銀行は「インターネット専業銀行」と書かれています。

引用日本年金機構「厚生年金保険料等・国民年金保険料の口座振替可能金融機関一覧表」

まとめ

GMOあおぞらネット銀行が、国税と社会保険料の口座振替に2024年4月から対応する情報をお伝えしました。

法人設立の当初であれば、GMOあおぞらネット銀行が最初の選択肢になるでしょう。

ライバルのネット銀行も、同じような対応を進めてほしいところです。

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